バレーボール女子日本代表の石川真佑(23)が11日、イタリアリーグ・セリエA1部ノヴァーラへの移籍を発表した。セリエA2季目となる24−25年シーズンは、昨季ベスト4入りを果たした強豪で腕を磨く。

石川は所属マネジメント事務所を通し、「昨シーズンよりレベルアップしたいと思った。もっと高いレベルでプレーしたい気持ちがあって決断することにしました」などとコメントを寄せた。

4年間過ごしたVリーグ東レアローズから昨季にセリエA1部フィレンツェへ移籍。チームは14チーム中10位でプレーオフ進出を逃したものの、チーム2位の341得点を挙げるなど活躍していた。

移籍先のノヴァーラは、レギュラーシーズン、プレーオフともに4強で、欧州のCEVチャレンジカップでは優勝した経験もあるクラブ。石川は「イタリア2年目となりますが、1年目よりもさらにたくさんの人とコミュニケーションを取りながら結果を残していきたい」と決意を示した。

男子代表のエース、石川祐希(ミラノ)の妹で、21年東京五輪でも主力として活躍したアタッカー。今後はパリ五輪出場権獲得を目指し、今月14日からのネーションズリーグに備える。