◆ソフトバンク2×―1日本ハム(7日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが今季4度目のサヨナラ勝ちで3連勝した。延長12回に周東佑京がサヨナラ左犠飛を放った。貯金は今季最多タイの12に膨らみ、2位日本ハムは今季最大の4・5ゲーム差と独走態勢に入ってきた。試合後、小久保監督の一問一答は以下の通り。
―最後は周東の左犠飛でサヨナラ勝ち。
「事情があって、なかなか出したいところでは出さずに今日我慢していたのでね。でもあんな最後のいい場面で出せるもんなんだなと思いながら見ていましたけどね」
―周東の事情とは。
「ちょっと言えないことがあるので。本来なら違うところで(出場)もあるんですけど、あそこ(12回)は回ったらいくぞという話しはしていました」
―山川には2試合連発。
「山﨑福也はなかなか打てそうで打てない彼らしいピッチングスタイルを確立しているのでね。あのカーブを逆方向にね。山川はどっちかというと引っ張るイメージが強いんですけど、反対方向にカーブを引きつけて打った。山川にしては珍しいホームランだったんじゃないかと思いました」
―リチャードは山﨑と相性は良くなかった。
「おととしの話ですからね。おととしから彼も成長しているでしょ」
―最後は野手全員を使い切った。
「そうね。今日はいろいろと波の多い試合やったんじゃないですかね。ミスもいっぱいあったし」
―先発の有原は8回1失点。
「言うことないでしょ。初回も3人で終わるところを(栗原の)イージーミスで1点取られましたけど。自責0で一番安定して長いイニングを投げられるピッチャー。ホークスでは断トツ有原ですね」
―明日に向けて。
「日本ハムはやっぱり投手陣がすごくいいので、僅差のゲームばかりになる。今日勝てたのはピッチャー陣のおかげです。野手は最後に勝ち越しはしましたけど、苦しいところをピッチャー陣がしっかり12回までつないでくれた。それが勝因につながったと思います」