6連勝中のソフトバンクは打線が強烈な勢いを持ったまま千葉に乗り込む。福岡で行われた21日の楽天戦では23安打21得点。大阪に移動した22日の楽天戦でも12安打12得点と圧倒した。2試合連続の2桁得点は2021年9月4日(11―4)、5日(12―4)のオリックス戦(ペイペイドーム)以来となった。

 貯金19で首位を快走するソフトバンクは23日の移動日を挟み、24日からは交流戦前最後のロッテ3連戦(ZOZOマリン)に挑む。こうなれば3戦連続2桁得点に期待。達成すれば、球団では2014年の快挙となる。10年前は6月4日巨人戦(13―5)、6日広島戦(10―3)、7日広島戦(16―5)と3試合続けて打線が大爆発した。

 ただ、24日のロッテの予告先発は佐々木朗希。今季7試合の登板で3勝2敗、防御率2・31と安定した投球を続けており、簡単に攻略できる相手ではない。ここまでソフトバンクはレギュラーシーズンで10度対戦しており、佐々木からは1試合3得点が最大となっている。絶好調の超強力打線と令和の怪物の対戦に注目だ。