ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)が23日、ロッテ佐々木朗希との「先発初対決」を心待ちにした。24日のカード初戦(ZOZOマリン)に先発する左腕は「いい投手と対戦している時は自分も1点もやれない」と決意をにじませた。

 今春のオープン戦では3月10日に投げ合い、モイネロが4回3安打1失点、佐々木が3回4安打無失点だった。シーズンでは初の投げ合いとなる今回もロースコアの投手戦が予想されるが、「緊張感の中で投げられるのはすごくいいこと」と楽しみにした。

 先発転向した今季は7試合に登板して2勝1敗。防御率1.53と抜群の安定感を誇る。「良い数字で投げるのは良いことですけど、チームの勝ちにつながるような投球を集中してやっていく」。前回登板から週末の初戦を託された「金曜日の男」が、6連勝中のチームをさらに勢いづける。(大橋昂平)