◆ロッテ3―1ソフトバンク(24日、ZOZOマリン)

 ソフトバンク今宮健太内野手(32)の打撃が上り調子だ。この日は佐々木朗希からチーム唯一のマルチ安打。小久保監督も「真っすぐのはじき返しがだいぶ良くなってきているので、だいぶ状態上がってきているかなと言う感じがしますね」と話した。

 「なかなか四球の取れるピッチャーじゃないと思っていたので、初球から思いっきり行かせてもらいました」と1打席目は初球の158キロの直球を左前へ。第3打席は外のストレートを右前に運んだ。

 5月に入ってからなかなか安打が出ていなかったが、21日の楽天戦(みずほペイペイドーム)で、今季初の3安打を記録。5月は調子を戻し、2割1分5厘まで落とした打率を2割4分4厘まで戻し、再び調子を上げてきている。「(調子は)前よりはいいと思います」。「2番」が完全復活すれば、強力打線の厚みがさらに増す。