歌手の小林幸子が、11日放送のテレビ朝日系『激レアさんを連れてきた。 逆境の強レア大先輩SP』(後6:30)に出演する。“大ピンチになるたびやりすぎなくらい大胆にハンドルを切って生き抜いてきた人”と称し、紆余曲折の歌手生活を振り返る。

 1964(昭和39)年に、わずか10歳で歌手デビューした小林。デビューのきっかけは、モノマネ歌番組でチャンピオンを獲得し、事務所にスカウトされたこと。9歳で単身上京し、10歳にして四谷三丁目でいきなり一人暮らしすることに。すると、小林のデビュー曲は、20万枚をセールスするヒットに。世間からも認知され、「月に30本は歌番組に出ていた」(小林)というほど多忙な日々を送る。

 しかし、ここから一気に逆風が…。少女時代の小林が垣間見た、芸能界の怖さとは。そして、15歳にしてすでに“やりすぎ”の片鱗が…。

 この曲のヒットで、小林の代名詞ともいえる『NHK紅白歌合戦』にも初出場。小林が「歌番組なんだけど、歌番組じゃない」と語る紅白の裏側や、毎回大きな話題となった大掛かりな衣装の裏に秘められた、小林のある思いも語る。

 小林の華々しいキャリアの裏で「大人の事情で」大ピンチに陥る。マスコミから一斉に叩かれ“小林幸子潰し”に直面。逆境の中でやりとりした、兄と慕うさだまさしとの熱い交流が、若林ほか、スタジオに感動を呼ぶ。そして、紅白歌手とは思えないまさかの活動で、これまでとは違うファン層に強烈アプローチ。ネットで大盛り上がりとなった、“ラスボス”誕生秘話にも迫る。