歯医者とお化け屋敷などのホラーが大の苦手という名古屋のピン芸人・酒井直斗。 5月22日放送のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、妻に促されて嫌々向かった歯科で散々な目に遭ったことを報告しました。

     

妻の強要

最近、口唇ヘルペスのような症状が出ていて痛い思いをしている酒井。口を大きく開けたりすると傷口が裂けてしまいます。
そんな状況で歯科へ足を運んだのはなぜでしょう?

酒井「歯医者に昨年3月以降行ってなかったんだよ。本当は月一で行かなきゃいけないみたいなの、検診兼ねて。でも歯医者が苦手でずっと行ってなくて、妻に『いつ行くの?』って聞かれてて。

最終的に『歯医者行かないと、大須(名古屋市中区)にできた新感覚お化け屋敷に連れて行くよ』って言われたんだ」

苦手な歯科医とお化け屋敷を天秤にかけられた酒井、観念して歯医者に行ったのでした。

お金を払って怒られに行くのは嫌

歯科医が苦手な理由は「通っている医院の医師がはっきりと物を言うから」だとか。

酒井「去年の健康診断でもガンガン脂肪肝って言われたり。病院はお金を払って怒られに行く場所だなって思ってるの。自分の健康管理ができてないから、怒られるのは当たり前だけど」

続けて「お金を払って怒られに行く趣味はない」と強調する酒井。
歯科に到着し、診察室に通されるといつも怒る歯科医がすでにスタンバイ。
びくびくしていると「あちらです」と優しそうな女性医師の方へと誘導されてビックリ。

「よかった、今日は怒られずに済む」と安心したのもつかの間、昨年撮った歯ぐきの写真を見た女性医師からは「うわぁ!歯ぐきパンパンに腫れてる!」と容赦なく言われる始末。

「医師が違っても言われることは同じだった」とがっくりしたのでした。

不摂生だとダメ出しを食らった結果…

その後、診察台に寝たところで、写真を撮るため口を開けたまま固定する器具を取り付けられる酒井。

しかし、口唇ヘルペスの傷口がある状態のため「傷口が裂ける」と言いたいものの、30歳になったんだからと必死で耐えたそうですが、悲劇は続きます。

何と、口唇ヘルペスがある右側の写真を撮るために自分の手で引っ張ってほしいと医師に指示されたのです。
仕方なく手で引っ張ると、傷口が裂けていく感覚が分かったものの、「俺はもうすぐパパになるんだから」と思いながら謎の意地で耐えました。

その後、治療中に口唇ヘルペスの痛みに耐えかねた酒井は恐る恐る医師に「あの…唇が裂けそうで…」と申し出ます。唇の状態に気付いた医師から「わぁ、不摂生」ととどめの一言。

口腔内も口の外も不健康だと痛感し、健康になりたいと心から思った酒井。
なんと痩せようと一念発起してスポーツジムに入会したのです。
入会金と半年間の会費で2万8千円を払った以上、後戻りはできないと叫んだのでした。

トレーニングにも何とか通い、朝食もバナナとプロテインとビタミン剤を摂取しているのに、口唇ヘルペスは治らないままだと嘆いた酒井。
リスナーに「効果的なトレーニングや、続ける方法を教えてほしい」と切羽詰まった声で呼びかけました。果たして、半年後にスリムで健康的になれるのでしょうか。
(葉月智世)