4月17日、東京・原宿の東急プラザ原宿『ハラカド』内に、「TENGA LAND」がオープンしました。 TENGA LANDは株式会社「TENGA」が「愛と自由のワンダーランド」をテーマに経営する、体験提供型のコンセプトストアです。 5月5日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』では、パーソナリティの八木志芳が、このTENGA LANDに足を運び、ミラクルな出会いがあったことを報告しました。

     

伝説のコンドーム専門店の跡地

東急プラザ原宿「ハラカド」は、原宿駅近くにある大きな交差点の角にあります。
向かいには「ラフォーレ原宿」があり、いつも賑わっているおしゃれ発信基地のような場です。

八木「むかし『コンドマニア』というコンドーム専門店があった場所なんですよ。これ(名前は)東京在住じゃない人でも聞いたことあるかな?」

このコンドマニアは、1993年にオープンしたコンドームの専門店で数年前まで営業していました(現在は移転)。
当時日本では恥ずかしいとされていた「コンドームを買う」ということを「楽しい体験」に変えて、HIVの予防に貢献するなど、性とカルチャーを結びつけ新たなムーブメントを作った歴史ある場所だったと振り返る八木。

八木「この場所に『TENGA LAND』が入ったのは、ある意味ちょっと感慨深いものがある」

誰でも入れるオープンな場所

東急プラザ原宿「ハラカド」は、地下1階から7階の屋上テラスまでに全75店舗が集結し、中にはアパレルや雑貨、有名なスイーツ店や銭湯なども設置されています。

「元コンドーム専門店があった場所なので、ちょっとエッチな場所なの?」と思う人もいるかもしれませんが、とてもおしゃれな商業施設だと八木。

八木「そんなおしゃれスポットにTENGAの公式ショップが入る。もうこれだけでね、すごい革新性があるなと思います」

TENGA LANDは性に関する商品を販売していますが「18歳未満お断り」ではありません。誰でも入ることができるオープンな場所だそう。
八木が訪問した際も「TENGA」をよく知らないと思われる女性客もたくさん訪れていたとのこと。

八木「女性向けのアイテムがこんなにあるんだと驚いている方もいれば、男の子が一緒にいる女の子に『TENGA』について解説をしている場面も。で、それがセクハラチックじゃなくて、本当に友達同士のフランクな感じで」

商品のデザインや配置も工夫があり、そのユーモアあふれる仕掛けに感動しきりのよう。

八木「TENGAのアイテムが回転寿司のように回っていたり、原宿らしくTENGAとコラボレーションしたグッズがあった」

TENGA社長との出会い

その日、八木にミラクルな出会いがあったそうです。

八木「なんと『TENGA』の松本光一社長がいらっしゃって、社長自らが接客してたんですよ。 赤いつなぎを着て、一生懸命でお客様と会話をされていて」

この機会を逃してはいけないと挨拶に伺ったところ、松本社長から直接話を訊くことができました。

松本社長によれば、性を楽しむことは、男女問わず、高齢の方も問わず、障害のある方でも、LGBTの方でも老若男女問わず誰にでも権利があるとのこと。
八木は「未成年者は性的に着手していいってことではない」と前置きしつつ、松本社長は「良識のある大人が、誰でも性を楽しんでいいものなのだよ」と言いたかったのではないかと推測します。

今回の体験で八木は、プレジャーアイテムは自分らしさを叶えてくれるアイテムだと感じたそう。
気軽に入れるスポットなので、東京に足を運ぶ際はTENGA LANDを訪れてみてほしいとおすすめしました。
(野村)