中国メディアの新京報によると、中国湖北省孝感市孝昌県小悟郷橋湾村で23日午前9時ごろ、53歳の精神障害者が刃物で人を切りつけ、8人が死亡、1人がけがをする事件があった。容疑者は公安機関に身柄を拘束された。

約10年前に村の幹部だった男性によると、容疑者は精神障害を患っているとして重点監護対象となった。男性は容疑者の父親に精神科リハビリテーションに通院するよう勧めたが断られたという。

事件当時、容疑者の父親はよその土地での仕事のため不在で、容疑者は80代の母親を殺害した後、周囲に住んでいた同族の夫婦とその2歳になる孫ら7人を次々に殺害したという。(翻訳・編集/柳川)