Shinichi Uchida

[東京 7日 ロイター] - 物流のC&Fロジホールディングスは7日、AZ−COM丸和ホールディングスが2日から始めた株式公開買い付け(TOB)について、意見表明を留保すると発表した。C&Fロジは、7日までに「複数の真摯な対抗提案」を受領しているという。

AZ−COM丸和によるTOBがC&Fロジの企業価値向上につながるのか、株主にとってできる限り有利な取引条件が実現されたものといえるかについて、その他提案との比較も含め慎重に検討し、あらためて意見表明する予定としている。

AZ−COM丸和によるTOB価格は1株3000円だが、7日のC&Fロジ株は終始TOB価格を上回り、3315円で取引を終えた。