[15日 ロイター] - 米動画配信大手ネットフリックスは15日、広告付きプランの月間アクティブユーザー数が世界全体で1年前の500万人から4000万人に急増したと発表した。

比較的低額なプランで新規利用者を獲得する戦略が実を結んだ形だ。

広告付きプランは2022年11月に導入された。ネットフリックスは、利用可能な国・地域では全契約者の40%を広告付きプランが占めていると説明している。

調査会社のデータでも、昨年第4・四半期には動画配信業界の新規契約者のうち広告付きプランが初めて全体の過半数になったことが分かる。

ネットフリックスは、来年末までに自社で手がけた広告技術プラットフォームを投入し、顧客に新たな広告購入と利用者との関係を強化する方法を提供する方針も明らかにした。