[15日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ元議長は15日、英イングランド銀行(BOE、中央銀行)に対して、金利見通しの独自予測を公表する可能性について議論するよう促した。

バーナンキ氏は英議会で、金利予測の公表にはプラス面もマイナス面もあると指摘した。同氏は、英中銀の金利予測とその伝達方法に関するレビューを実施し、報告書をまとめて4月に公表した。

金利予測採用の影響が非常に大きいことを踏まえ、その推奨には至らなかったが、議論が行われることを望むとした。

「明らかに検討に値することだと思う」とし、「英中銀が数年以内にその可能性を真剣に検討しないのであれば失望する」と述べた。