Dan Peleschuk

[キーウ 26日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、スイスで6月に開催する「世界平和サミット」について、バイデン米大統領と中国の習近平国家主席に出席を呼びかけた。

23日のミサイル攻撃で破壊された北東部ハリコフ市の印刷所で録画した動画で、会議には80カ国以上が参加すると指摘。その上で、バイデン氏と習氏に対し「攻撃の合間の小休止ではなく、真の和平を推進する指導力を発揮してほしい」と訴えた。

サミットで「世界の誰が真に戦争終結を望んでいるか示される」とも述べた。

バイデン氏が出席するかどうかは不透明で、ロシアと緊密な関係を維持する中国も参加するか明らかにしていない。

米当局者は26日、米国がサミットに参加すると述べたが、誰が出席するかについては発言を控えた。