[キーウ(キエフ) 27日 ロイター] - ウクライナの情報機関筋は27日、同国のドローン(無人機)がロシア南部オレンブルク州オルスク近郊の早期警戒レーダー「ボロネジM」を標的にしたと述べた。

オルスクはウクライナ領内の最も近い地点から約1500キロメートル離れており、「記録的な」飛行距離だったという。

無人機による攻撃はウクライナ軍の情報機関が26日に実施。被害が出たかは明らかにしていない。

ロシア紙イズベスチヤなどによると、オレンブルク州では26日に無人機1機が墜落したが民間インフラに被害はなかった。

ウクライナのメディアが匿名筋の情報として伝えたところによると、今回の攻撃ではドローンが1800キロメートルを飛行した。

ウクライナの情報機関筋は今月、ドローン攻撃のこれまでの最大飛行距離は1500キロメートル台だと述べていた。