去就が話題となっているのがラツィオの鎌田大地だ。イゴール・トゥドール監督の下で主軸に抜擢され、ついに覚醒したMFの契約は今シーズンいっぱいで、更新のオプションを行使するかが注目されている。

 クラブは残留の望み、早期の決断を促しているものの、すぐには決着しないという見方もある。

 そんななか、イタリア紙『Corriere della Sera』が、ラツィオの宿敵ローマがこの日本人MFに関心を持っていると報じたことで、現地は騒然となっている。
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 ラツィオの専門メディア『LAZIONEWS24.COM』は、「ローマはフリートランスファーで参入し、センセーショナルな強盗を試みる。一種の逆ペドロ作戦だ」と報道。ローマからラツィオへ移籍したペドロ・ロドリゲスの逆パターンだと報じた。

 また、『LAZIALITA』も「鎌田の沈黙。ローマが“ペドロ流”の無礼を試みる!」と見出しを打ち、こう報じている。

「カマダに関わる事件は、結論が出るどころか謎が深まっていく。イゴール・トゥドール監督の下で生まれ変わったこの日本人選手は、自分の将来についてはまだ不透明だ」

 本人も残留を望んでおり、あとは条件次第とも報じられるなか、「禁断の移籍」が整理する可能性は高くなさそうだが、移籍市場では何が起こるか分からない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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