現地時間５月25日に開催されるアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）の決勝・第２レグで、UAEのアル・アインは横浜F・マリノスと対戦する。

　アル・アインは11日に行なわれた敵地での第１戦、モハンメド・アルバルーシのゴールで先制に成功するも、72分に植中朝日にネットを揺らされて同点弾を献上。さらに84分にも渡辺皓太のシュートで被弾して、１−２で逆転負けを喫した。

　AFCの公式サイトによると、アル・アインのDFハリド・アル・ハシェミは、ホームで戦う運命の第２戦に自信を見せている。

「僕たちのファンが90分間、スタジアムを熱狂させてくれると思うよ。彼らに望むのは、最後の１秒まで試合全体を盛り上げてくれることだ。ファンの声援が大きな役割を果たすだろう、セカンドレグでは良い結果を残せると確信している」
【動画】植中＆渡辺のゴールでマリノスが逆転勝利！
　また、第１レグを終えてのマリノスの印象については、「彼らは我々とは違うスタイルで、戦術的に非常にレベルが高い。特に守備陣が非常に優れていた」と述べた。一方で、相手の弱点を「彼らと身体を密着させて戦う必要がある。そのようにボールを奪い合うのは、フィジカル的にあまり得意ではない」と分析する。

　その上で、第２レグの戦い方を以下のように語っている。

「相手は守備を固めてくると思う。だから自分たちは積極的に攻撃を仕掛けていきたい。だけど、セットプレーやカウンターを駆使してくるだろうから集中する必要がある。彼らのブラジル人アタッカーたちは、本当に質が高い」

　横浜にとっては難しいアウェーゲームが予想されるが、勝利を掴み取り、悲願のアジア制覇を成し遂げられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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