現地時間5月26日に開催されたセリエAの最終節で、鎌田大地が所属する7位のラツィオが、セリエBへの降格が決定している19位のサッスオーロとホームで対戦。1−1のドローに終わった。

 3−4−2−1の2シャドーの右で先発した鎌田は、31分に絶好機が到来。左サイドからの折り返しにワンタッチシュートで狙うも、相手GKの好セーブに阻まれる。
【動画】鎌田に絶好機到来も好セーブに阻止される
 マッティア・ザッカーニのFKで61分に先制して迎えた66分には、鎌田が与えたFKから、自身がマークしていたマッティア・ヴィーティに押し込まれて同点ゴールを許した。

 後半途中にボランチに下がった後も、積極的に前線に絡む動きを見せたものの、現地メディアの評価は高くない。
 
『OA calcio』は及第点以下の5.5点で「日本人は、今日はお休み。彼は特に前方に変化を与えことなく、サッスオーロのカゴが彼を打ち消してしまうほど強い力を発揮することがあった」と評した。

 ラツィオの専門メディアの『CITTACELESTE』も5点で、「彼は前半の中盤にゴールに近づくが、それ以外はほとんど見せ場なし。ボールを持たずにフィールドをほとんど動かずに歩き回っていた」と酷評している。

 いい形でシーズンを締め括ることはできなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】立場激変の鎌田大地は残留の可能性。一方でライバル達は相次ぎ退団か。10番に続いて指揮官と“緊張”の仏代表も...
 
【記事】「日本人が凄まじいゴール」「復活は完了」王者から“衝撃ミドル弾”の鎌田大地、地元メディアから最高点で称賛相次ぐ! 

【記事】「ダイチ、批判してごめん」鮮烈弾の鎌田大地にラツィオサポから謝罪相次ぐ!「ついに本領を発揮したね、怒鳴って申し訳ない」