高橋奎二が今季5度目の先発

ヤクルト・高橋奎二とDeNA・石田健大のインフォグラフィック


ヤクルトの高橋奎二が23日、神宮球場でのDeNA戦に先発する。4月25日の広島戦(神宮)以来、約1カ月ぶりの一軍登板となる。

プロ9年目左腕は、ここまで4試合に先発して1勝1敗、防御率4.15。4月18日の中日戦()で今季初勝利を挙げたものの、中6日で先発した広島戦で3.2回を投げ、2本塁打を浴びるなど6安打6失点でKO。翌日に出場選手登録を抹消された。

約1カ月、二軍で調整を進め、直近では16日のくふうハヤテ戦(静岡)に先発。6.2回79球を投げ、5安打6奪三振2失点だった。そこから中6日で本拠地のマウンドに上がる。

DeNA戦には今季初登板。昨季は2試合に先発して0勝1敗、防御率8.00と相性はあまり良くなかった。佐野恵太に4打数2安打2本塁打、牧秀悟に5打数2安打1本塁打と打ち込まれるなど、被打率.405と散々な結果に終わった。今日はそのリベンジを期して臨む。

チームは現在4連敗中。4月29日から5月1日の巨人3連戦以来6カード勝ち越しなしと苦しい戦いが続いている。二軍で調子を取り戻したエース候補がチームの救世主となるか。

先発では2017年以来ヤクルト戦で勝てていない石田

一方、DeNAの先発は石田健大。プロ10年目左腕は今季ここまで3試合に先発して1勝2敗、防御率3.44、QS(6回以上自責点3以下)は2度記録している。前回登板した15日の巨人戦(福井)では6.1回108球を投げ、6安打4失点(自責は3)で降板。今季2敗目を喫した。そこから中7日で今日の登板を迎える。

ヤクルトとは5月8日(横浜)に1度対戦。初回から3本タイムリーを浴び、3失点するなど5回77球を投げて5安打3失点で今季初黒星を喫した。ヤクルトとは相性が悪く、昨季も5試合に先発して0勝3敗、防御率6.75で、先発としては2017年以来勝ち星がない。

“天敵”とも言える相手に今日はどんな投球を見せるのか。これまでの敗戦を糧に、7年ぶりの勝利を目指す。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
広島・T.ハッチ−阪神・西勇輝(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・上原健太−オリックス・高島泰都(エスコンF)

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