4月15日に右脇腹痛で10日間の負傷者リスト(IL)入りしたカブスの鈴木誠也外野手(29)が最短で10日(日本時間11日)にメジャー復帰する見通しになった。クレイグ・カウンセル監督(53)が7日(同8日)、複数の米メディアに明かした。

 指揮官はこの日のパドレス戦前に「彼は水曜日と木曜日に3Aでプレーして、金曜日か土曜日に合流するのではないかと予想している」と明かした。

 鈴木は6日に負傷後初となるライブBPに参加。4打数無安打だったが、守備や走塁練習もこなして順調な回復ぶりをアピール。指揮官は順調ならマイナー戦出場を経て今週中にもメジャー復帰できる見通しを示していた。

 鈴木は昨年はキャンプ中に左脇腹を痛めWBC出場を辞退。カ軍でも開幕に間に合わなかった。今年は走塁中に負傷し「一塁へ走っている際に違和感を覚えた。突然、走っている最中にちょっと来た感じ。とりあえず様子を見て治療していく」と説明していた。今季はIL入りする前までの15試合で打率・305、3本塁打、13打点と打線をけん引していた。