日本ハムの新庄剛志監督(52)が10日、自身と同じく入団3年目の若武者に期待を込めた。

 この日、育成3年目右腕・柳川大晟投手(20)の支配下選手登録すると正式発表。本拠地エスコンフィールド北海道で行われた会見に同席した指揮官は「球団の考えとしては夏場くらいに支配下に上げる考えがあったと聞いて。いや、お願いしますと。柳川君は早く2桁にしないと腐るという僕の判断で。土下座ではないですけど、それくらいの気持ちでお願いした」と、経緯を明かした。

 今後の登板については「予定では26日の楽天戦で先発させたいと思ったんですけど、その後の交流戦一発目の(阪神戦の)甲子園でそこでも投げさせても面白いかな?と。ちょっと、その辺は考えていきたい。5万人の前で投げる姿を見てみたい。まずは先発させてから、最終的には抑えで12球団ナンバー1になる可能性があるので。楽しみだらけなので考えながらやっていきたい」と、期待を込めた。

 福島の時はスーツ上下とサングラスをプレゼントしたが、この日は指揮官が「187万円とお安くなっています」と言うネックレスをプレゼントし「シャイなのでこれから鍛えていきます」と、笑顔で話した。