ドジャース大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われたマーリンズ戦に「2番DH」で先発出場。3試合連発の11号本塁打含む、3打数2安打2打点1四球2盗塁の活躍でチームの5連勝に貢献した。

■「ショットガンのような音がした」

大谷は、ドジャース2点ビハインドで迎えた初回の第1打席、無死一塁で相手先発ロデリー・ムニョス投手の5球目フォーシームをフルスイング。角度27度で高々と上がった打球は、速度107.6マイル(約173.1キロ)で中堅手の頭上を悠々と超えて行った。飛距離441フィート(約134.4メートル)の一打は、3試合連発の今季11号本塁打に。

実況を務めた『Fox Sports』のジョー・デイビス氏は、強烈なインパクトの瞬間に「なんてことだ、ショットガンのような音がした」と絶叫。球場内に響き渡った凄まじい打球音を的確に表現した。米ポッドキャスト『WBCセントラル』のホストを務めるショーン・スプラドリング記者は、自身のXでこのシーンを振り返り「このジョー・デイビス氏の音声は、今後ショウヘイ・オオタニの紹介映像で未来永劫にわたって出てくるだろう」と投稿。大谷のキャリアでも、指折りの名シーンになると称賛した。

打者専念の年で、異次元のパフォーマンスを続けている大谷。数えきれないハイライトに新たな1ページが刻まれる試合となった。