卓球の「WTTコンテンダー 太原」の本戦が23日から開幕。日本から有力選手がエントリーしており、注目を集める。

■張本美は優勝争いに絡むか

女子シングルスでは上位を狙う日本勢が1回戦を迎える。

世界ランキング9位の伊藤美誠(スターツ)は、ゾン・ジエン(シンガポール)と戦う。

「シンガポールスマッシュ」「サウジスマッシュ」といった大会で8強入りするなど好調を維持する伊藤の躍進には注目。また、同時刻に木原美悠(木下グループ)も李皓晴(台湾)との戦いを迎える。

また、パリ五輪出場組として期待がかかるのが世界ランキング13位の平野美宇(木下グループ)と同8位の張本美和(木下グループ)のふたり。

平野は自身初の五輪シングルス出場に向けて強化を図りたいなかウォン・シンルー(シンガポール)との初陣。団体戦出場メンバーに名を連ね、世界トップ10入りを果たすなど飛躍する張本美は、劉煒珊(中国)との戦いを迎える。

2月の世界卓球では銀メダル獲得に貢献。女子の質量ともに揃えた充実の陣容が中国の舞台で躍動するか。