ブレーブスは26日(日本時間27日)、ロナルド・アクーニャJr.外野手が、左膝前十字靭帯の完全断裂のため、2024年の残りシーズンを欠場すると発表した。

■代わりの右翼手について言及

ドジャースの大谷翔平投手やムーキー・ベッツ内野手とナ・リーグMVPを争うとみられていたアクーニャJr.。

しかし、この日行われたパイレーツ戦で初回出塁後に二、三塁間で転倒。しばらく立ち上がれないまま退場を余儀なくされた。試合後にブレーブス球団から左膝前十字靭帯の完全断裂と、今季絶望というニュースが伝えられた。

MLB公式は、「アクーニャJr.が前十字靭帯断裂、残りシーズン欠場へ」と見出しをつけ記事を公開。

記事内では「現在のナショナルリーグMVPは、2021年シーズン途中に右膝の前十字靭帯を断裂した時と同じく、長くて過酷なリハビリプロセスを経なければならない」と3年前の怪我に触れながら、復帰への道のりが厳しいものになると予想している。

さらに記事内では、「アクーニャJr.が26歳で二度目の膝の重傷を負ったことは球界にとって打撃である」と言及。アクーニャJr.に代わる右翼手については、アダム・デュバル外野手が起用されるとみている。

昨季は史上初の「40本塁打&70盗塁」の偉業を成し遂げていたアクーニャJr.。思わぬ形での今季終了となったなか、ブレーブスは最大のスター不在で残りのシーズンを戦うことになる。