埼玉県熊谷市の市民グループが14日、気仙沼市で震災の復興支援として続けてきた10回目の「熊谷桜」の植樹をしました。

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気仙沼市内の松岩古谷館八幡神社にはおよそ100人が集まり、熊谷市の市民グループから地元の人たちに「熊谷桜」の苗木が贈られました。

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気仙沼市にはおよそ800年前、武将・熊谷直実(なおざね)の子孫が移り住んだとされています。この縁で2014年から熊谷市の市民グループが気仙沼市に苗木を贈ったり植樹をしたりする復興支援活動を行っています。

活動は今年で10年となり市内で1000本目となる「熊谷桜」の苗木が境内に植えられました。

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気仙沼に熊谷桜を植える会・横田透会長:「本当にやってきて良かったなとやりがいがあったなと思っています」
苗木を受け取った市民:「ちょうど最近娘が生まれたばかりで、桜と一緒にすくすくと育っていって欲しい」


市民グループは今後もサクラの接ぎ木の講習などを行って交流を深めていきたいと話していました。