近くに2つの大きな川がある宮城県石巻市の大谷地小学校で、1日、洪水の発生に備えた訓練が行なわれ、児童たちは高台への避難ルートを確認しました。訓練は、震度7の大地震が発生、近くの川の堤防が壊れ、洪水発生の恐れを想定したものです。全校児童109人は机の下に身を隠し、校舎の倒壊に備え校庭に避難しました。

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そして校庭から1キロほど離れた高台の避難所を目指し、徒歩で避難を開始しました。大谷地小学校は、近くに北上川と旧北上川があり、市の洪水ハザードマップでは、豪雨などによって氾濫すると、最大で5メートルの浸水が想定されています。避難所には30分ほどかけて到着しました。

児童:
「1年生を誘導しながら自分の身を守りつつやりました」

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児童:「道路で車にひかれたり、ブロック塀でけがをするかもしれないので、そういうことを今後は考えていきたいと思った」

避難所では、各地区の行政区長らと顔合わせをし、地域全体で災害に備える重要性を学んでいました。