2022年オープンした震災伝承施設「南三陸311メモリアル」の来館者数が6日、20万人を達成しました。

南三陸311メモリアルでは、20万人目の来館者となった山形からの家族連れの男性が拍手で迎えられました。

山形市から訪れた渡辺啓太さん

男性には地元の観光協会から化石の缶バッチなどの記念品が贈られました。

TBC

山形市から訪れた渡辺啓太さん:
「日ごろからこういう被害、地震があった時にどうやって動けばいいかを考えていくことが防災意識につながると感じた」

2022年10月に開館したこの施設では、被災した町民の証言をもとに防災や減災を学ぶプログラムが好評を博しているということです。

南三陸311メモリアル 吉岡一浩チーフ:
「学校の教育旅行や企業研修、地域で活動している民生委員や消防団の方にも研修の機会として来ていただければ」

南三陸311メモリアル 吉岡一浩チーフ

今後も展示物の入れ替えなどを行いながら来館者の誘致を目指していくことにしています。