4月10日、リオ五輪バドミントン女子シングルスで銅メダルに輝いた奥原希望(太陽ホールディングス)が、自身のインスタグラムを更新。「オリンピックレース最後の試合 世界ランキング1位のAn Se Young(アン・セヨン)選手に負けてしまいパリオリンピックへの挑戦が途絶えてしまいました」と報告した。

 各国最大「2」枠の五輪出場権を巡り、熾烈な選考レースが行なわれている。五輪ランキング1番手には山口茜(再春館製薬所)、2番手には大堀彩(トナミ運輸)がつけており、奥原は最終選考レース『アジア選手権(中国/寧波)』で準決勝以上の成績が求められていた。だが4月10日の初戦で、世界ランク1位のアン・セヨン(韓国)にゲームカウント1-2(15-21,21-18,17-21)で敗北。パリへの切符を逃した。

 3大会連続出場の夢が絶たれた彼女はSNSで結果を報告したうえで、「ただ今日は今出せる全てを出しきれたので悔いはないです。@a_sy_2225 (アン・セヨン)良い試合を本当にありがとう!!」と健闘を称えた。
  そして「ここまで戦うことが出来たのも本当にたくさんのサポートと応援があったからです。本当にありがとうございました!!」と関係者やファンに感謝した。同投稿をチェックしたファンからは「本当にお疲れさまでした!」「のんちゃん最高!」「戦う姿に励まされました」「沢山の感動が皆んなに伝わった試合でしたよ」「身体をケアされてください。」「かっこよかったです」などと、多くの労いの言葉が届いた。

 また対戦相手のアン・セヨンからも「以前も今回も、あなたと対戦出来て嬉しかったです!またどこかで会えることを願っています!ありがとうございました」とメッセージが届いた。これに奥原は「次戦、そしてあなたの未来に幸運が訪れますように。またコートで会えるといいね!」と再戦を約束している。

構成●THE DIGEST編集部

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