ボートレースびわこの「びわこヴィーナス!第5回酒処京都新京極スタンド杯」は3日、予選3日目が行われた。

 中沢宏奈(36=東京)は4R、5コースから最内を差して2着、9Rはイン逃げ快勝。ここまで6戦3勝2着2本、得点率トップで予選最終日に臨む。

 相棒34号機は、前操者の吉田和仁が4日目に転覆。水準は十分にあった足色はやや落ち気味。実際に前検日は「上がりの部分で鈍い感じがする」と首をかしげていたものの、調整して現在は解消済みだ。「足自体はハッキリ分からないが、手前の感じやつながりの部分が良くてレースしやすい」と手応えをつかんでいる。

 2024年後期勝率は自己最高の5・42。A2ボーダーにわずか0・01及ばずA級初昇格を逃した。それでも「やり切った上での結果なので仕方ない」としっかり気持ちを切り替えている。そして「びわこの波は好きではないけど、こなせる。新期で好スタートを切れているし、この調子でドンドン行きたい」と〝今度こそ〟のA級昇格に向けて突き進む。