楽天が22日のソフトバンク戦(京セラ)でまたもや投手陣が崩壊し、2試合連続の2桁失点を喫した。

 破壊力抜群の鷹打線につかまり、初回だけで山川の先制3ランなどでさっそくの5失点。先発した右腕の荘司が1回もたずに降板すると、2番手の松井も2回に山川の2打席連続アーチなどで4失点。序盤の2回だけでスコアボードに「5」「4」と衝撃的な数字が刻まれた。

 松井は3回こそ周東、今宮、柳田の上位打線を三者凡退で抑えたが、相手はまだまだ眠っていなかった。4回一死から近藤に二塁打で出塁を許すと、続く栗原に右前へ適時打を浴び、10点目のホームを踏まれた。

 前夜の同戦(みずほペイペイ)は「0―21」と歴史的な惨敗で、2試合連続の2桁失点は4年ぶり。2020年7月21日、22日のオリックス戦(楽天生命)で喫した「3―10」「7―11」以来の大炎上となってしまった。

 めったにない光景にSNS上では「もし楽天ファンで連日こんなの見せられたらはらわた煮えくり返るわ」「地獄以上の苦しみ」「現地の楽天ファンに楽天ポイント贈呈した方がいい」「お気をしっかりとお持ちください」などと同情の声が飛び交っている。