ダノンデサイルが戴冠
ダノンデサイルが戴冠

日本ダービー2024

[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル]

★最年長勝利 横山典弘騎手は56歳3か月4日でのダービー制覇。これまでの記録である武豊=54歳9か月10日(22年ドウデュース)を大きく更新した。また、JRA重賞勝利の最年長記録も自身の56歳0か月3日も同時に更新。

★最年少勝利 同馬を管理する安田翔伍調教師はダービー初出走初勝利。41歳10か月19日での勝利は従来の42歳4か月17日(池江泰寿調教師=11年オルフェーヴル)を超えるダービー最年少勝利記録となった。

★単勝9番人気 1977年ラッキールーラ以来47年ぶり。通算4頭目のV。

★京成杯勝ち馬 京成杯が芝10ハロンとなった1999年以降では10年エイシンフラッシュ以来となる史上2頭目の京成杯勝ち馬によるダービー制覇。

★東京デビュー 東京競馬場でデビューした馬の優勝は昨年のタスティエーラに続き18頭目。これはデビュー競馬場別ではタイで並んでいた京都(17勝)を抜いて最多勝利記録となる。

★父エピファネイア エピファネイア産駒は今年の2頭を含むのべ3頭目の出走で初V。エピファネイアは現役時代ダービーは2着(13年)で、当時の勝ち馬はキズナ。今年の2着ジャスティンミラノの父でもあり、11年後に息子がリベンジを果たす結果に。

★500キロ超ワンツー 500キロ超の馬体重の馬の優勝は16年マカヒキ(502キロ)以来となる10頭目(成績公報に馬体重を掲載した1971年以降)。2着ジャスティンミラノも512キロで出走しており、500キロ超馬によるワンツーは1990年アイネスフウジン→メジロライアン、09年ロジユニヴァース→リーチザクラウンに続く3度目となる。

★後傾ラップ 2000年以降で前半5ハロン62秒2は4番目に遅いペース。逆に後半5ハロンの56秒8はシャフリヤールが制した21年の同57秒0を上回る最速の数字だった。

著者:東スポ競馬編集部