余剰食材を使ったクラフトビールを開発・販売する株式会社BeertheFirst=神大寺=(坂本錦一代表)はこのほど、羽田空港を舞台にしたアップサイクルビールを開発した。

今回連携したのは、羽田空港旅客ターミナルの建設、管理・運営を行う日本空港ビルデングとJALグループの商社JALUXの2社。昨年6月のビジネスコンテストをきっかけに、協業プロジェクトが始まった。

ビールの材料は、羽田空港で販売されるサンドウィッチの製造過程で出たパンの耳。坂本代表は「万人受けする飲みやすい味わいのビールにした」と話す。商品名は「BreadytoFLY」。パンの風味のするビールの味わいを表す「Bready」と空の旅の高揚感を示す「ReadytoFly」を掛け合わせた造語。ラベルにはサンドウィッチや機内の様子がイラストで表現されている。ビールは、羽田空港で限定土産として販売。