「足柄の歴史再発見クラブ」(関口康弘会長)は6月2日(日)、新刊本の出版記念イベントを報徳博物館(小田原市南町1の5の72)で開く。午後2時から4時。参加費無料(博物館入館料は同会負担)。

同会は足柄・小田原地域の災害と歴史を市民目線で見直し、情報発信している歴史研究団体。今回出版した本は「関東大震災のあとをめぐる〜足柄・小田原・秦野〜」。災害から100年を迎えた昨年9月に、その記憶を語り継ぐために開催したシンポジウムの結果をまとめた内容となっている。特に、表題にある足柄・小田原・秦野地域の被災の掘り起こしや、これまで知られていなかった内容を小学生にも分かりやすく編集した。

当日は、小田原史談会の星野和子氏による講演「史資料を残すために今の私たちができること」や、星野氏と関口氏に、同会会員で元筑波大教授の西本晴男氏を交えたパネルディスカッションなどが企画されている。

定員は先着80人。希望者は当日直接会場へ。本は開成町ミクニ書店ほかで販売。

(問)関口会長【電話】080・6508・9840