連休のタイミングで、自己研鑽のために勉強に取り組んでいる人もいますよね。本当におつかれさまです!

毎日、仕事や家事に追われる忙しい大人が、新しい知識やスキルを身につけるには、学びに取り組む前の準備が不可欠だということ、知っていますか?

そうは言っても「どうせ計画通りにいかないから、手間をかけて準備したくない!」と思っているあなたに朗報です。実は全部自分でやらなくても、面倒なことはChatGPTにやってもらえばいいんです。

デキる大人が実践中のChatGPTの使い方を指南するのは、7000人以上のコンサルタントに学び方の指導を行ってきた、大人の学びのプロである清水久三子氏。記事を読んですぐの実践がおすすめですよ!

※本記事は、キャリアアップするために学びを諦めない大人を応援する『リスキリング大全』より、本文を一部抜粋・再編集したものです。

地図があれば目標までたどりつける

大人が新しい知識やスキルを身につけるにあたって、闇雲にことを進めても、なかなか成果は出ないものです。そこで、まずは「何を学ぶのか」を把握するスキルマップを作成してみましょう。スキルマップとは、これから学ぶ対象や領域がどんなものなのか、学ぶべきスキルや知識の全体を見える化して把握する地図です。一例として以下のようなものが挙げられます。

スキルマップ (出典:リスキリング大全)

*外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でご覧ください。

スキルマップを作成するにあたり、成熟した領域の仕事であれば、必要なスキルが体系化されていることが多く、把握しやすいです。一方、新しい領域の仕事に必要なスキルの一覧は明確になっていないことが多いので、自らマップを作成する必要があります。

また、新しい情報や知識も次から次へと出てきますので、自分の中でそれらの位置づけや重要性を定めるためにもこの地図が必要です。