世界一のスーパーおばあちゃんです。
年代別に泳ぐマスターズ水泳の大会で世界記録を樹立した出雲市の木村悦子さん、95歳が出雲市の飯塚市長に偉業達成を報告しました。

5月7日、出雲市役所を訪れた出雲市多伎町の木村悦子さん(95)。
持参した賞状の数が示す通りただ者ではありません。

木村さんは4月愛媛県で開催されたマスターズ水泳短水路大会の95歳〜99歳の部に出場。
平泳ぎの50m、100m、200m、3つの種目で世界新記録を樹立。
100mと200mはこれまでの記録より30秒以上更新しました。

木村悦子さん:
「嬉しい反面、目標が達成されてほっとした気持ちもありました」

木村さんは7種目で日本記録を達成した90歳の時、一度競技を引退。
しかし、人生に張り合いがなくなったことから2024年1月から世界記録を目指し、再び挑戦を始めました。

木村悦子さん:
「今度はゆっくりしたいなという気持ちもある反面、今日プールに入ったらまだ泳ぎたいなという気持ちもあります」

木村さんの次なる目標は、10月の愛媛県の大会で、まだ更新していない25mの日本新記録を打ち立てることです。

木村悦子さん:
「日本記録25m、もうひとつ取ろうかな、(25mくらい)ぶっ飛ばして泳げばいいけん」

95歳の最強おばあちゃん、挑戦はまだまだ続きます。