銀行なのに現金をやりとりする窓口がない店舗が相次いで登場しています。

 三井住友信託銀行は、窓口をなくして現金を取り扱わない店舗を24日オープンしました。

 ロビーや半個室の相談スペースが設けられていて、利用は完全予約制です。

 資産運用などのコンサルティングに特化しています。

 一方、大手銀行が27日に開店する店舗も現金を取り扱う窓口はなく、客は店内のカフェでコーヒーを飲みながら口座開設の手続きや資産形成などの相談ができます。

 オンライン取引の普及で来店客が減少するなか、現金の取り扱いをやめることで、業務の効率化を図る狙いもあるということです。