前線に暖かな空気が入り込んだ影響で静岡県内では、13日未明から時折強い雨が降っています。

気象台は土砂災害や低い土地の浸水に注意を呼び掛けています。

気象台によりますと、前線や低気圧に向かって温かく湿った空気が入り、大気の状態が不安定になった影響で静岡県内では13日未明から雷を伴った激しい雨が降っています。

(坂井太一記者)

「午前7時半過ぎの沼津駅前です。雨風が強くなってきました。皆さん傘を両手で持ち、風そして雨

をしのいでいるようです。」

13日午前11時現在、県内全域に大雨注意報が発表されています。

気象台によりますと降り始めから13日午前11時までの総雨量は伊豆市天城山で178mm、藤枝市高根山で125.5mm、静岡市駿河区と静岡空港で119.5mmなどとなっています。

(沼津駅の通勤客)

「雨すごそうだったんで早めに出てきました」

(専門学校生)

「早起きして来ました。靴下履いてないんですよ、絶対濡れちゃうので。靴もびちょびちょです」

(大学生)

「替えの服を持ってきました。運動着で半袖をもってきた。濡れたらいやだなと思ったので」

気象台によりますと、激しい雨が県内では13日昼過ぎまで降り続く見込みで、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に注意、警戒するよう呼びかけています。