レアル・マドリー上層部は元フランス代表DFフェルラン・メンディ(28)を売却候補としていたようだが…。イギリス『ミラー』が伝えている。

2019年夏にマドリー加入の左サイドバック、メンディ。これまでラ・リーガ制覇2回、チャンピオンズリーグ(CL)制覇1回などタイトルに恵まれ、一定のプレータイムも保証される。

カルロ・アンチェロッティ監督は時に「世界最高の守備的左SB」と評すほどメンディを高く評価。ただ、2025年夏までの契約は延長交渉が進んでいなかった。

それでも、ここ最近の奮闘ぶりがマドリー上層部を振り向かせた模様。

上層部がバイエルンからカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の今夏獲得に向けた熱量を下げる一方、当初今夏の売却を想定していたメンディについては、一転して契約延長オファーを準備するように。まだ合意の道筋がなくとも、何よりアンチェロッティ監督からの再三のリクエストを無下にできないようだ。

デイビスについては、先方がバイエルンとの契約満了を迎える2025年夏まで“待つ”プランがあり、最近はサイドバックよりセンターバックの補強を優先する方針とも伝えられる。

スペイン『マルカ』いわく、今夏メンディには相当な数のオファーが届く見通しで、サウジアラビア勢の接触も判明済み。さらにマンチェスター・シティにチェルシー、アーセナル、またデイビス売却ならバイエルンも…と、今年29歳の安定感に着目するクラブは少なくない。

それでも「アンチェロッティの粘り勝ち」と、メンディは自身も望むマドリー残留へ一歩前進したと考えられている。

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