停電は変電所の施設トラブルが原因か　昨夜、甲府市など約1万3000軒　1時間20分後に全面復旧

8日夜、山梨県の甲府市や昭和町などでおよそ1万3000軒が、1時間20分にわたり停電しました。
原因は、国母変電所内の設備トラブルとみられ東京電力パワーグリッドが詳しく調べています。

8日午後9時7分ごろから、甲府市や昭和町などで、停電がありました。

東京電力パワーグリッドによりますと、停電は甲府市でおよそ7190軒、昭和町でおよそ5530軒、甲斐市でおよそ40軒など合わせて1万2760軒に上りました。

串LABO 松尾昇二店長：
「営業していたら、いきなり停電で真っ暗になった。料理やお酒を提供できない状況で、結構ダメージが大きい」

甲府市大里町の居酒屋では、当時10人余りの客がいましたが、停電の影響で料理や飲み物の提供が難しくなったため、客を帰らせました。

また、周辺では、信号機が消えるなど影響が出て甲府市国母の交差点では、警察官が交通整理を行うなど対応に追われました。

停電は、８日午後10時25分に全面復旧しました。

東京電力パワーグリッドによりますと、停電の原因は国母変電所内の設備トラブルということで、更に詳しく調べています。