「ソールを滑らせると、ミート率向上や飛距離アップ、ボールの高さが適正になりますよ」と語る樋村コーチ。ソールを滑らせるクラブの動かし方を伝授してくれます!
左肩からヘッドまでの直線距離をできるだけ長く保つ
![FWでソールを簡単に滑らせるコツ!正しいクラブの動かし方を解説](https://www.waggle-online.jp/wp-content/uploads/2024/05/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88-2024-05-04-125701-1-656x800.jpg)
ゆるやかな入射角を作るために、もっとも重要なポイントは「スイングの半径を長く保つこと」です。大きいフラフープと小さいフラフープを想像してみてください。大きいほうが一定距離内のカーブがゆるやかになりますよね。
つまり、半径が大きくなればダウンブローの度合いもゆるやかになるのです。このとき、円の中心は「体のセンター」ではなく「左肩」にもってくるようにしましょう。こうすることでバックスイング時の半径をより大きくすることができます。
コックを使いすぎてしまうと入射角が鋭角になりやすいので、もともとダウンプローが強めの人はノーコックぐらいのイメージでスイングしていくとグッドです。入射角がゆるくなれば、地面とのコンタクトも穏やかになるので、多少最下点がボールの手前にきたとしてもソールが”滑って”ダフリのミスを補正してくれます。
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スイングの半径を「長く」すればゆる~い入射角を作れる!
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コックがキツすぎるとスイングの半径も小さくなる。ヘッドはなるべく体から遠ざけた位置でキープしたい(写真左)。半径が小さいと入射角もキツくなりすぎ、さまさまなミスの原因となる(写真右)。
いかがでしたか? 大きいフラフープを想像しながら、入射角を意識して打ちましょう!
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レッスン=樋村隆二●ひむら・りゅうじ/1976年生まれ、千葉県出身。石井忍が主宰する「エースゴルフクラブ」千葉校のチーフインストラクター。プロのスイング研究に余念がなく、それをアマチュアに合わせて教えるレッスンに定評がある。
協力=ジャパンゴルフスクール
写真=相田克己