■これまでのあらすじ
主人公・ゴロウはある悩みを抱えています。それは産後の妻がずっと不機嫌でイライラしていること。機嫌を直してもらおうとケーキを買ってきたものの、妻は母乳のため甘いものを控えており、怒られてしまいます。後日、疲弊している妻を休ませてあげようと息子のお世話を代わることにしたゴロウ。夫に「抱っこ代わるよ」と言われて目を輝かせた妻でしたが、結局息子は泣き止まず20分でバトンタッチを要請され起こされてしまうのでした。

■期待なんてするべきじゃなかった…


■妻の冷たさにいじける夫

20分でお世話をバトンタッチされてしまったミサキが「期待した私がバカだった」とぼやくと、あからさまにいじけるゴロウ。

ふたりで同時に親になったのだから「パパよりママがいいんだって」という言葉は少し無責任に感じてしまいますよね。

幸せな家庭とは、結婚して子どもが産まれたら自動的になるものではありません。夫婦で力を合わせて育児の大変さも喜びも分かち合って、そうやって築き上げていくものではないでしょうか?

後日、育児でどれだけ大変でもゴロウの異変にすぐに気付いたミサキ。しかし、これが後に大変なことに…!?


(神谷もち)