今夏のパリ・パラリンピックの代表選考会を兼ねたパラ陸上の世界選手権は23日、神戸ユニバー記念競技場で第7日が行われ、男子100メートル(脳性まひT36)決勝で、松本武尊たける(鎮誠会)が今季自己記録の12秒35をマークし、4位に入った。

 レースは、松本ら3人がほぼ横一線でフィニッシュ。3位と0秒003差だった松本は「(結果を)まだのみ込めないくらい悔しい。後半伸びたことは、今後に生きると思う」と振り返った。

 女子800メートル(車いすT34)予選では、小野寺萌恵(北海道・東北パラ陸協)、吉田彩乃(関東パラ陸協)、北浦春香(インテージ)の日本勢3人がいずれも決勝に進んだ。