Google I/Oのメインのキーノートスピーチが終わりました。
例年とは異なり、画期的な新機能の発表はほとんどなく、イベントは主にGoogleのGeminiとAIに関する今後の計画に焦点を当てていました。
今日のI/Oの初回イベントでは、Androidデバイスに期待されるAI機能が発表されました。
1. 宿題に対応したかこって検索「Circle to Search」
「Circle to Search」は新しい機能ではありません。今年の初めにGoogleが導入したもので、画面上の要素を円で囲む検索方法です。
しかし、今日の発表では、「Circle to Search」の新機能として宿題への対応が紹介されました。
このツールは長い問題を認識し、生徒に解き方を教えることができます。たとえば、複雑な数学の問題がある場合、それを円で囲むとGeminiが解き方を分解して教えてくれます。
もちろん答えも含まれていますが、解法も示されるので、将来の問題を解く方法を学ぶためのツールとして利用でき、答えをカンニングするためのものではありません。
2. Geminiが「コンテキスト対応」
GeminiがAndroid上で「コンテキスト対応」になります。
アシスタントを呼び出したときに、現在スマートフォンやタブレットで行っていることを認識し、それを考慮して結果を返すという意味です。任意のアプリでGeminiを起動すると、会話を聞いてコンテキストを理解します。
ステージ上のデモでは、友人とピックルボール（プラスチック製のボールを木製などの固いパドルで打ち合う競技）をするかどうかを話している例が示されました。
Android で Gemini を起動すると、Geminiは話題を理解し、「ルール」や「近くのプレイできる場所」などの提案をしていました。
3. 詐欺防止のためのAI
この機能はイベント全体で私のお気に入りでした。
Googleは、Geminiが電話中に内容を分析し、詐欺を警告する方法を紹介しました。
デモでは、銀行を装った人物からの電話があり、デモンストレーターのアカウントに不審な請求があると主張しました。
デモンストレーターが請求内容を尋ねると、相手は電話で言えないと言いました。その瞬間、電話が即座にブザー音を発し、潜在的な詐欺の警告が表示されました。
詐欺はデジタル生活において非常に蔓延しており、生成AIの台頭によりさらに悪化しています。企業がAI技術を使用してAI詐欺に対抗できるのであれば、それはさらに良いことです。
Android 15のニュースは5月15日
繰り返しますが、ここまでの情報は、AndroidのGeminiの一部機能です。Googleによると、明日さらに多くのAndroid機能のニュースが発表される予定なので、それを見逃さないようにしましょう。
GoogleのGemini 1.5 Proに音声認識の新機能が！早く使ってみたい | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2404-googles-gemini-15-pro-can-now-listen-to-audio-files/
GoogleのAI「Gemini」に登場した新機能、回答の一部を選択して書き換える方法とは？ | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2403-modify-a-gemini-answer-to-get-the-response-you-want/
Source: Google
