【MLB】レッズ4−1ドジャース(5月26日・日本時間27日/シンシナティ)

 ドジャースの大谷翔平投手、山本由伸投手が揃って出場したレッズ戦で、思わぬヒーローが誕生した。三塁線に構えていたボールボーイが、ファウルボールをナイスキャッチ。かつて日本でもプレーしたレッズ・マルティネス投手も「やるな!」とリアクションすると、球場からも温かい拍手が起こった。

【映像】将来有望!ボールボーイが見せたスーパーキャッチの瞬間

 ナ・リーグ中地区の最下位に沈むレッズが西地区の首位をひた走るドジャースに2連勝し、注目を集める3戦目。この日、ブルペンデーを採用したレッズは、2番手に日本ハムと福岡ソフトバンクホークスでプレーしたマルティネスが登板した。

 緩急を活かした投球で3回表をあっさりと2アウトを取り、迎えたのが好打者・ベッツだ。ベッツは2球で追い込まれるもその後にファウルで粘り、7球目のストレートを強振。レフト方向に向かった強い打球はまたしてもファウルに見えたが、マルティネスは指を指し、なぜか興奮気味にガッツポーズ。

 マルティネスが見せたリアクションの理由は、ベッツの強烈なライナー性の打球をボールボーイが見事にダイレクトキャッチしてからであり、その瞬間、球場も大きな歓声に包まれた。まさかの事態にボールボーイははにかみながらサムズアップポーズで応える面白いシーンが見られた。

 さらに3回裏には、レッズの6番・マルティニが放ったライト方向のライナーを今度は一塁側のボールボーイが涼しい顔でナイスキャッチ。左右のボールボーイが見せた好プレーに、ネット上の野球ファンからは「ボールボーイのファインプレー!」「これはナイスキャッチ」「ボールボーイかっこいいなw」「レッズのボールボーイ両サイド共にレベル高い」など、意外性のある好プレーに多く反響が巻き起こっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)