【MLB】レッズ4−1ドジャース(5月26日・日本時間27日/シンシナティ)

 熱狂的なレッズファンが集まることで有名なグレートアメリカン・ボールパークで行われたレッズ対ドジャースは、5回終了時に雨天中断となった。その準備中にスタッフがシートに巻き込まれるアクシデントが発生。まさかの事態に球場が騒然となる場面が見られた。

【映像】必死の思いで大型シートから這い出た女性スタッフ

 悪天候予報のため、予定よりも1時間半早くスタートしたこの日の試合。ゲームはナ・リーグ中地区最下位のレッズが西地区首位のドジャースに2連勝した勢いのまま、3回裏に好投をしていた山本由伸に襲いかかり、一挙4得点で試合を優位に進める。

 だが、天気は予報よりも早く悪化して4回から雨脚が強くなり、5回が終わった時点で一時中断に。この事態を想定していたグランドキーパーは、一塁側に超巨大な雨除けシートを用意。この雨除けシートは内野の大部分をすべて覆うような巨大なもので、大人数のグランドキーパーが手に持ちながら三塁方向に走って一気に広げる、という寸法だ。

 グランドキーパーは見事な連携で雨除けシートを広げ、瞬く間に内野部分が覆われたわけだが、スタッフの一人が立ち止まって膨らみのあるシートを気にしている様子が映し出された。

 実はグランドキーパーの女性スタッフが雨除けシートを広げる途中で巻き込まれていたのだ。巨大な雨除けシートのためかなり重量がありそうだが、幸いにも大事にはいたらず、その女性スタッフは雨除けシートの下をモゴモゴと少しずつ移動。無事に脱出後、球場の観客から歓声が巻き起こった。

 この想定外の展開に、ネット上の野球ファンからは「えっ大丈夫?」「女性スタッフが下敷きになった」「シートに巻き込まれたぞ」「無事でよかった〜」「これ危ないよな」など、まさかの事態発生に反応する声が寄せられた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)