東出昌大とひろゆきがエクアドルのカカオ農園を訪れ、ナタを持った高齢女性に出迎えられる場面があった。

【映像】高齢女性の手にはナタ…緊張感走る対面の瞬間

 5月25日(土)夜9時より、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がABEMAにて放送された。

 言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆき(西村博之)を、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?そんなテーマのもと、アフリカ・ナミビアの砂漠に置き去りにされたひろゆきが、アフリカ大陸を横断する旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。その第2弾となる本作では、前回ひろゆきの旅のパートナーを務めた東出昌大が、エクアドル・プラタ島に置き去りにされ、南米を横断する旅に出発。ひろゆきは2日目から合流した。なお、使って良い移動手段はローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本的に陸路のみとなっている。

 路線バスに乗り、エクアドル南西部に位置する都市・マチャラに降り立ったひろゆきら一行。バスターミナルでカカオ農園の所在地を教えてもらい、Uberタクシーで移動した。農園に到着すると、農園主のオリーバさんという82歳の女性が出迎えてくれたのだが、彼女の手にはなんとナタが。後に判明したことだが、この辺りは治安が悪く、窃盗団も多いのだという。警戒心マックスのオリーバさんに、東出とひろゆきはお土産のビールを手渡し、警戒心を解いてもらう作成に。オリーバさんは無言でビールを受け取ると、建物の中へ。やや不安になる反応ではあったものの、無事に農園見学を許可してもらえた。

 カカオとバナナを栽培する同農園は約45年の歴史があり、オリーバさんの父が創業者とのこと。東出とひろゆきは、カカオが栽培されている様子を見学し、さらにはその場で収穫したカカオの果肉や種を試食させてもらった。初めに果肉を口にすると、2人は「甘酸っぱい」「美味しい」などとコメント。続いて種を試食したひろゆきは「種食うと、言われてみるとチョコレート。でも結構遠い」と感想を語り、「エクアドル来て良かった」としみじみ話した。

 ちなみにオリーバさんによると、カカオは10キロあたり140〜170ドルで売れるのだそう。旅に同行する豊川ディレクターが「ご自身たちでチョコレートにして食べることはあるんですか?」と尋ねると、「しないわ。出荷したら終わりよ。いい製品は海外に行って、私たちが買うのはクズで作った残り物よ」とオリーバさん。さらに「自分で加工するのは面倒くさい」とリアルな本音も明かしていた。