あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

兵庫・宍粟(しそう)『丹波の黒太郎』の「黒豆豆乳きなこせんべい」

濃厚な甘味とコクは、黒豆の豆乳×きなこならでは。

国産丹波黒大豆のきなこと北海道産黒豆の豆乳、国産の小麦粉と卵で作ったパリッと香ばしいうす焼きせんべい。「丹波黒大豆の力でしょうか。メリハリのあるはっきりした味と香りで、見た目の印象より豆感が強い。ひと口で、これはきなこだ!とわかります。小腹がすいたときのおやつにぴったり。気軽に買える良心的なお値段なのに、日本の文様を写した意匠も粋ですね」(梅田)。賞味期限は常温保存で120日。24枚入り¥486。注文は電話、FAX、オンラインショップから。兵庫県宍粟市一宮町福野字本田169‒3 0120‒555‒330 FAX0120‒944‒466 9:00〜17:00 土日祝休 


あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)〜19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
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