【香川】明治安田J3のカマタマーレ讃岐は6日、ホームのPikara(ピカラ)スタジアム(丸亀市金倉町)で、アスルクラロ沼津に1―0で勝利した。13節目にして、今シーズン初白星をつかみとった。

 讃岐は、12節終了時点で、0勝4敗8分けとシーズン開幕から勝利がなく、20チーム中最下位となっていた。一方、沼津は2位につけていた。

 讃岐は前半28分、MF前川大河選手のコーナーキックに、サインプレーでフリーになったMF川西翔太選手が右足で合わせてゴールに流し込んだ。終盤は、沼津に押し込まれる時間が続いたが、無失点で守り切った。

 2月下旬にシーズンが開幕してから、全38節のうち約3分の1を消化して、ようやく勝利を手にした。米山篤志監督は「全ての試合に勝てるとは思っていなかったが、ここまで勝てない想定はしていなかった。非常に苦しい時間が続いたが、今までの積み重ねがあって(勝利に)つながった」と話した。(内海日和)