プロ野球元阪神タイガースで野球解説者の桧山進次郎さん(54)による朝日新聞キャッチボール教室(朝日新聞社、香川県朝日会主催)が6日、レクザムスタジアム(高松市生島町)であった。95組の親子が参加し、基本的な野球の動作を楽しみながら学んだ。

 キャッチボールと守備でのスローイング、9分割された的にボールを投げ込む「ストラックアウト」の3種類を練習。桧山さんは「ボールを投げるときは利き手と逆の足を、投げる方向に向けて」「ボールを捕るときには、お相撲さんのように腰を落として」と参加者一人ひとりにアドバイスしていた。

 現役時代に勝負強い打撃から「代打の神様」と呼ばれた桧山さんがバッティングを披露し、打球が外野まで飛ぶと、子どもたちから「おおー!」と歓声が上がった。

 高松市の小学2年、平山璃奈さん(7)は「キャッチボールが楽しかった」と話した。(土居恭子)