● パドレス 1−4 ヤンキース ○
<現地時間5月25日 ペトコ・パーク>

 サンディエゴ・パドレスが2連敗でカード負け越し。松井裕樹投手(28)は2番手としてリリーフ登板し、打者4人をパーフェクトに抑えた。

 パドレスは初回、先発ディラン・シースが3番ジャッジに17号2ランを被弾。4回表にも追加点を奪われ、序盤で4点を追う展開となった。

 4点ビハインドの7回表、シースが二死から連打を許し一、二塁のピンチを招いたところで松井が登板。2番ソトに対して3球ボールが続くも、フルカウントに立て直し、最後は内角高めのスプリットで二ゴロ。火消しに成功した。

 松井は8回表のマウンドにも上がると、先頭打者のジャッジを2球で追い込み、外角低めいっぱいのスプリットで見逃し三振。続く4番バードゥーゴには鋭いピッチャー返しを打たれるも、好反応で投ゴロ。5番スタントンからは内角低めのスプリットで空振り三振を奪い、三者凡退でマウンドを降りた。

 パドレスは8回裏、フェルナンド・タティスJr.が9号ソロを放つも、この1得点のみに終わり敗戦。2連敗を喫し、再び借金1。4連勝のジャイアンツと入れ替わって地区3位に転落した。

 松井はこの試合もイニングを跨いで1回1/3、18球を投げて無安打、2奪三振という投球。5試合連続の無失点リリーフを果たし、防御率3.13としている。