俳優の松平健(70)が24日、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。代表曲「マツケンサンバⅡ」への思いなどを語った。

 松平はかつて、座長公演で洋物のショーを行っていたが、「長谷川一夫先生の舞台を見たら日舞のショーだったんですね。『やっぱり日本人は和物か』っていうことで、和物のショーに変えた」と振り返り、和風のショー構成に至った経緯を説明。フィナーレに恒例のサンバが入り、「皆さんに楽しく帰っていただこうって」と観客を盛り上げる狙いを明かした。

 11月には東京、12月には大阪で「『徹子の部屋』コンサート2024」に初出演する。松平は「初めて参加させていただけるんで、こんなうれしいことありません。皆さんに笑顔になっていただけるように歌わせていただきたい」と意気込み、MCの黒柳徹子(90)が「マツケンサンバも?」と尋ねると「もちろん!」と即答。黒柳が「面白いなぁ。私も出していただこうかしら」と出演を志願すると「ぜひぜひ!」と歓迎した。

 また70代の目標について「まず健康で80までいければ。今の目標は80ですね。サンバを踊れればいいなと思います」と期待。黒柳が「90ぐらいまでマツケンサンバ踊れるでしょう?」と話すと「身体に気をつけて頑張ります」と笑顔を見せた。

 22日には「マツケンサンバⅡ」を振り付けた真島茂樹さん(享年77)が急逝。松平の出演は事前収録だったが、X(旧ツイッター)では視聴者が「今日の徹子の部屋、マツケンなのね…切ない」「残酷なタイムリーだ」「真島さんが亡くなってすぐの徹子の部屋にマツケン出るのは運命だな」「真島さんがいらっしゃらないマツケンサンバは悲しいね」などのコメントがみられた。